速度制限プロバイダ比較について

速度制限について
転送速度の上り(送信)や下り(受信)に規制や制限を設けているプロバイダがあります。大手プロバイダでは、1日の総データ転送量がある一定の量を超過した時点で、平等にサービスや品質を提供するために転送速度を落として帯域の占有率を下げているようです。
この規制の方法には様々な方法があり、プロバイダや利用地域によって規制方法は異なるもよう。中には、あらかじめ特定アプリや特定のポートだけ速度制限の対象にしているプロバイダもあります。
プロバイダにもよりますが、15Gや30Gで速度制限がかかることが多いようです。
30Gのアップロードを1日で行うのはあまり考えにくいため、完全に速度制限がかからないとは言えませんが、P2P(ネットワークに接続された端末同士で、サーバーを介さずデータを直接お互いに通信する方法)で大量のデータのやりとりをしている場合などは注意が必要になります。
ここからは、制限や制限が1日あたり転送量30G・15G・速度制限無しのプロバイダをそれぞれ紹介していきます。
※あくまでも参考程度までにしていただき、正確な情報はご自身でもご確認してください。
転送量の規制が1日あたり上り30Gのプロバイダ
- biglobe(ビッグローブ)
- ASAHIネット(アサヒネット)
- OCN(オーシーエヌ)
- So-net(ソネット)
- @nifty(アットニフティ)
しかし、P2Pなどのファイル交換ソフトの利用者に対して速度制限を行う旨が公式に発表されました
また、ACCSによって通報されたファイル交換ソフト利用者のIPアドレスから特定された個人へ、警告のメールを送付しています。
転送量の規制が1日あたり上り15Gのプロバイダ
- plala(ぷらら)
- hi-ho(ハイホー)
転送量の制限が無いプロバイダ
速度制限はもうこりごりという方へ、速度制限が無いプロバイダはこちらです。- かもめインターネット
- GMOとくとくBBフレッツ光v6プラス
- ちょっパヤ!ネット
- 府中インターネット
速度規制がかかったかどうかの確認方法
以前と比べて、通信速度が落ちてしまった場合、プロバイダが速度制限や規制をかけたのかどうかが気になるところです。その場合、以下の方法で、実際に速度規制がかかったがどうかを確認することができます。まず、速度が遅くなった原因は、回線に問題があるのか、プロバイダーが規制をかけたのかを調べる必要があります。例えば、光回線NTTのBフレッツをお使いの方は、フレッツ・スクウェアの測定サイトで測定をします。
測定の結果、速度がプロバイダより速くなった場合は、速度が遅い原因はプロバイダーにあるとみていいでしょう。規制をかけられている可能性があります。
しかし、例えばBIGLOBEなどは時間帯によって帯域制限していますので、一概には速度制限と言い切れません。ここでご紹介した方法は、あくまでひとつの目安として試してみてください。