ソフトバンク
インターネット回線
WiMAX
動画SNS見放題プランに規制?ウルトラギガモンスタープラスも対象
動画SNS見放題がなくなる?
ゼロレーティングの詳細と代替案をご紹介!
2019年2月19日、総務省は、一部の携帯事業会社が提供しているある特定の動画サイトや、SNSが見放題になるゼロレーティングの規制に乗り出すことを発表した。
大手携帯キャリアや格安SIMでは、このゼロレーティングを利用したプランが人気。 中でも、ソフトバンクの「動画SNS見放題」ウルトラギガモンスタープラスは、一度は名前を耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、
「ゼロレーティングの規制とは?自分にも関係ある?」
「ウルトラギガモンスタープラスを使っているけど、どうなっちゃうの?」
という疑問や不安をお抱えの方に、ゼロレーティングについて解説しながら、今後予想される展開についてもお伝えしてまいります。
こちらでは、少し小難しいゼロレーティングの話を、とにかくわかりやすく、簡潔にまとめましたので一緒に確認していきましょう!
ゼロレーティング(カウントフリー)とは?
ここでは、先ほどから何度もでてくるゼロレーティングのとはなにかをご説明しておきましょう。ゼロレーティングはネットワークの中立性を脅かす?
ゼロレーティング(別名:カウントフリー)とは、スマホ、タブレット、パソコンなどの通信から、特定の動画サービスやSNSでの動画視聴やダウンロード、SNSの投稿はデータ量にカウントしないという仕組み。大手携帯キャリアや格安SIMなどの携帯電話事業者からは、このゼロレーティングを活用したプランを出されており、これらは「動画SNS見放題プラン」や「動画見放題プラン」などと呼ばれています。
(本ページでは「動画SNS見放題プラン」と呼ぶことにします)
動画SNS見放題プランは、ユーザーにとってはメリットがあるように見えますが、ある特定サイトやサービスだけ通信無制限となると、当然ユーザーは特定のサイトやサービスに集中します。
そうすると何が起こるかと言うと、ゼロレーティング対象のサービスと対象外のサービスとで、アクセスに偏りが出てしまい、対象外のサービスには不利になってしまいますよね。
それが、ネットワークの中立性を脅かしているとして、今回政府が規制に動いたというわけ。
また、ゼロレーティングにはネットワークの中立性以外にも懸念点があります。
DPIは電気通信事業法の「通信の秘密」に触れている?
ゼロレーティングは、電気通信事業法の「通信の秘密」に触れる可能性があるとして、通信業界ではこれまでも議論されてきました。その理由は、ゼロレーティングは、対象の通信がゼロレーティングの対象のサービスなのかどうかを判別するためにDPI(Deep Packet Inspection)を使用していることがあるため。
このDPIは簡単に言えば、IPパケットの内容の検査のこと。
何が問題なのかと言いますと、DPIによって、ある個人がどのようなサービスを使用しているのか、識別できる可能性があるため、電気通信事業法の「通信の秘密」に触れると問題視されているのです。
以上、ここではゼロレーティングとは何かとその問題点について解説しました。
参考記事:朝日新聞
では、この規制によってどのような影響が出るのでしょうか?
大手携帯キャリアや、格安SIMでは、このゼロレーティングを活用したプランを販売しているため、このページをご覧のみなさんの中には、今回の規制による影響を受ける方もいらっしゃるかと思います。
中でも、ソフトバンクの人気プラン「ウルトラギガモンスタープラス」を利用されている方も多いはず。
- ウルトラギガモンスタープラスはどうなってしまうのか?
- もし、SNS動画見放題プランがなくなったらどうすればいいのか?
次項では、以上のような疑問にお答えしながら、今後の展開予測も含め解説していきましょう。
ソフトバンクのウルトラギガモンスタープラスはどうなる?
ウルトラギガモンスタープラスは、大手携帯キャリアのソフトバンクが出している「動画SNS見放題」が売りのプラン。ウルトラギガモンスタープラスの対象のサービスは以下。
ウルトラギガモンスタープラスの対象サービス
- Youtube
- Abama TV
- TVer
- GYAO!
- Hulu
- LINE
- TickTock
ウルトラギガモンスタープラスの詳細はこちら
上記10個のサービスの内、全てとは言わないまでも、複数のサービスを利用している方は多いのではないでしょうか? 中には「動画SNS見放題を目的にこのプランにしたのに・・・どうなるの?」とご心配の方もきっといらっしゃることでしょう。
具体的にいつから規制が入るかや、ソフトバンクからのお知らせはまだ何も発表されていません。ですので、現段階ではウルトラギガモンスタープラスが今後どうなるか分からない状況です。
しかし、アメリカやインドなどのIT先進国では、ゼロレーティングにすでに政府の規制が入っていることを考えれば、日本でも今後規制は厳しくなることが予想されます。
では、ウルトラギガモンスタープラスや、格安SIMの動画SNS見放題プランが使えなくなったら、どうすればいいのでしょうか? 考えられる解決方法は以下の3通り。
動画SNS見放題サービスが終了したらどうすればいいの?
もしも、動画SNS見放題プランのサービスが終了してしまった時、解決方法は以下の3通りが考えられます。3つの解決方法
- ①スマホのプランをデータ容量の大きいプランに変更する
- ②データ制限内に収まるようにデータ利用量を調整する
- ③WiMAXを契約する
上記の補足をすると、
①データ容量の大きいスマホの料金プランは高くなりがち。毎月の携帯電話代には、できるだけお金をかけたくないものです。
②今まで動画SNS見放題だったのに、いきなりデータ量節約となると、ストレスがかかりそうです。
③モバイルWi-FiであるWiMAXを契約するのが、当編集部では最もおすすめの方法。
WiMAXの月額料金は4,000円弱で、実質通信無制限で使えるので、携帯のプランを下げて、WiMAXを持てば、通信費の節約になるかもしれません。
実際、筆者も格安SIMスマホ+WiMAXの組み合わせで、月々の通信費は7,000円程。WiMAXは家での固定回線もかねているので、通信費はかなり節約できています。
以上ここでは、ゼロレーティングに関する規制とその影響についてお話しました。 現在、ウルトラギガモンスタープラスのような動画見放題プランをご利用中の方は、代替案としてWiMAXを検討されるのもいいかもしれません。
WiMAXについて詳しく知りたい方は、下記ページも併せてご覧ください。
WiMAXの詳細とおすすめ情報
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インターネット回線
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動画SNS見放題プランに規制?ウルトラギガモンスタープラスも対象
動画SNS見放題がなくなる?
ゼロレーティングの詳細と代替案をご紹介!
2019年2月19日、総務省は、一部の携帯事業会社が提供しているある特定の動画サイトや、SNSが見放題になるゼロレーティングの規制に乗り出すことを発表した。
大手携帯キャリアや格安SIMでは、このゼロレーティングを利用したプランが人気。
中でも、ソフトバンクの「動画SNS見放題」ウルトラギガモンスタープラスは、一度は名前を耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、
「ゼロレーティングの規制とは?自分にも関係ある?」
「ウルトラギガモンスタープラスを使っているけど、どうなっちゃうの?」
という疑問や不安をお抱えの方に、ゼロレーティングについて解説しながら、今後予想される展開についてもお伝えしてまいります。
こちらでは、少し小難しいゼロレーティングの話を、とにかくわかりやすく、簡潔にまとめましたので一緒に確認していきましょう!
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ゼロレーティング(カウントフリー)とは?
ここでは、先ほどから何度もでてくるゼロレーティングのとはなにかをご説明しておきましょう。ゼロレーティングはネットワークの中立性を脅かす?
ゼロレーティング(別名:カウントフリー)とは、スマホ、タブレット、パソコンなどの通信から、特定の動画サービスやSNSでの動画視聴やダウンロード、SNSの投稿はデータ量にカウントしないという仕組み。大手携帯キャリアや格安SIMなどの携帯電話事業者からは、このゼロレーティングを活用したプランを出されており、これらは「動画SNS見放題プラン」や「動画見放題プラン」などと呼ばれています。
(本ページでは「動画SNS見放題プラン」と呼ぶことにします)
動画SNS見放題プランは、ユーザーにとってはメリットがあるように見えますが、ある特定サイトやサービスだけ通信無制限となると、当然ユーザーは特定のサイトやサービスに集中します。
そうすると何が起こるかと言うと、ゼロレーティング対象のサービスと対象外のサービスとで、アクセスに偏りが出てしまい、対象外のサービスには不利になってしまいますよね。
それが、ネットワークの中立性を脅かしているとして、今回政府が規制に動いたというわけ。
また、ゼロレーティングにはネットワークの中立性以外にも懸念点があります。
DPIは電気通信事業法の「通信の秘密」に触れている?
ゼロレーティングは、電気通信事業法の「通信の秘密」に触れる可能性があるとして、通信業界ではこれまでも議論されてきました。その理由は、ゼロレーティングは、対象の通信がゼロレーティングの対象のサービスなのかどうかを判別するためにDPI(Deep Packet Inspection)を使用していることがあるため。
このDPIは簡単に言えば、IPパケットの内容の検査のこと。
何が問題なのかと言いますと、DPIによって、ある個人がどのようなサービスを使用しているのか、識別できる可能性があるため、電気通信事業法の「通信の秘密」に触れると問題視されているのです。
以上、ここではゼロレーティングとは何かとその問題点について解説しました。
参考記事:朝日新聞
では、この規制によってどのような影響が出るのでしょうか?
大手携帯キャリアや、格安SIMでは、このゼロレーティングを活用したプランを販売しているため、このページをご覧のみなさんの中には、今回の規制による影響を受ける方もいらっしゃるかと思います。
中でも、ソフトバンクの人気プラン「ウルトラギガモンスタープラス」を利用されている方も多いはず。
- ウルトラギガモンスタープラスはどうなってしまうのか?
- もし、SNS動画見放題プランがなくなったらどうすればいいのか?
次項では、以上のような疑問にお答えしながら、今後の展開予測も含め解説していきましょう。
ソフトバンクのウルトラギガモンスタープラスはどうなる?
ウルトラギガモンスタープラスは、大手携帯キャリアのソフトバンクが出している「動画SNS見放題」が売りのプラン。ウルトラギガモンスタープラスの対象のサービスは以下。
ウルトラギガモンスタープラスの対象サービス
- Youtube
- Abama TV
- TVer
- GYAO!
- Hulu
- LINE
- TickTock
ウルトラギガモンスタープラス
の詳細はこちら
上記10個のサービスの内、全てとは言わないまでも、複数のサービスを利用している方は多いのではないでしょうか?
中には「動画SNS見放題を目的にこのプランにしたのに・・・どうなるの?」とご心配の方もきっといらっしゃることでしょう。
具体的にいつから規制が入るかや、ソフトバンクからのお知らせはまだ何も発表されていません。ですので、現段階ではウルトラギガモンスタープラスが今後どうなるか分からない状況です。
しかし、アメリカやインドなどのIT先進国では、ゼロレーティングにすでに政府の規制が入っていることを考えれば、日本でも今後規制は厳しくなることが予想されます。
では、ウルトラギガモンスタープラスや、格安SIMの動画SNS見放題プランが使えなくなったら、どうすればいいのでしょうか? 考えられる解決方法は以下の3通り。
動画SNS見放題サービスが終了したらどうすればいいの?
もしも、動画SNS見放題プランのサービスが終了してしまった時、解決方法は以下の3通りが考えられます。3つの解決方法
- ①スマホのプランをデータ容量の大きいプランに変更する
- ②データ制限内に収まるようにデータ利用量を調整する
- ③WiMAXを契約する
上記の補足をすると、
①データ容量の大きいスマホの料金プランは高くなりがち。毎月の携帯電話代には、できるだけお金をかけたくないものです。
②今まで動画SNS見放題だったのに、いきなりデータ量節約となると、ストレスがかかりそうです。
③モバイルWi-FiであるWiMAXを契約するのが、当編集部では最もおすすめの方法。
WiMAXの月額料金は4,000円弱で、実質通信無制限で使えるので、携帯のプランを下げて、WiMAXを持てば、通信費の節約になるかもしれません。
実際、筆者も格安SIMスマホ+WiMAXの組み合わせで、月々の通信費は7,000円程。WiMAXは家での固定回線もかねているので、通信費はかなり節約できています。
以上ここでは、ゼロレーティングに関する規制とその影響についてお話しました。
現在、ウルトラギガモンスタープラスのような動画見放題プランをご利用中の方は、代替案としてWiMAXを検討されるのもいいかもしれません。
WiMAXについて詳しく知りたい方は、下記ページも併せてご覧ください。
WiMAXの詳細とおすすめ情報