いまさら聞けない!プロバイダとインターネット回線について

インターネットの仕組みって?

インターネットを始める時、家電屋さんで薦められるまま、なんとなく契約してしまっている方。
その際に、いったい自分は何を契約したのかよく分かっていない、という方も多いのではないでしょうか?

ここで、インターネットの基本的な仕組みについてご説明したいと思います。
まず、インターネットを始めるには、契約を二つ行う必要があります。

それは、回線業者プロバイダーです。

回線業者という単語をよく耳にすると思いますが、回線業者とはNTTのフレッツ光や、フレッツADSLなどです。 そして、プロバイダーというのはOCNや、BIGLOBEなどの業者になります。この二つのうち、どちらかが欠けてもインターネットはできません。

回線業者はインターネットの専用回線を使いたい場所まで引いてくれ、プロバイダはその回線を通じてインターネットに接続をしてくれる接続業者になります。

ですから、インターネットを使えている状態というのは、回線業者とプロバイダの二つの業者と契約を結んでいる状態になります。

回線業者とプロバイダの二つの業者と契約が必要




インターネットの料金に関して

インターネットに接続しようとすると、回線業者とプロバイダーの二つの会社に契約をする必要があるのは先ほど説明しました。

では、料金体系はどのようになるのでしょうか?

これも基本的には、回線業者への回線使用料と、プロバイダ接続料金の二つの費用が発生します。

どこが安いかというのはどういったプロバイダに契約するかによって変わってくるため複雑ですが、基本概念として、インターネットを行っている場所によって料金が大きく変わってくると把握しておきましょう。


フレッツ光料金


例えば、回線にNTTのフレッツ光を契約していた場合。

回線を使用する場所が一戸建てかマンションかで変わってきます。

 a) 一戸建ての場合 月5,460円で固定料金
 b) マンションの場合 およそ月3,570円 

マンションは大きさ(戸数)によって料金が異なり、一般的な料金は3,570円ですが、2,993円〜4,620円と幅があります。

なぜ、マンションと戸建では料金が異なるのかは、マンションのような集合住宅は建物に回線を引いてしまえば、あとは、各契約世帯にその線を分配する形になります。

しかし、戸建の場合は、その戸建世帯一つのために回線インフラを作る必要があるので、工事費がかさんでしまうのです。


プロバイダ料金

プロバイダ料金は、プロバイダごとに料金は異なりますが、これも戸建かマンションかによって異なります。

 a)一戸建ての場合 約1,260円
 (OCN,Yahoo!,So-netは1,260円。ASAHIネットは819円。)

 b)マンションの場合 約1000円
 ( OCN,Yahoo!は997円。So-netは945円。ASAHIネットは578円)

インターネットは一度契約すると、長く使うものです。それゆえに毎月のプロバイダ料金によって生まれる差額は長期で見ると大きな金額になります。

契約の際にはキャッシュバック等の特典だけでなく、毎月の料金も考慮して賢くプロバイダを選びたいものです。

戸建てとマンションで回線料金もプロバイダ料金も変わってきます




インターネットが繋がらない場合はどうすればいい?

ネットを使用していると、たまにインターネットに繋がらないといったトラブルに見舞われることがあります。

その際の原因は意外と初歩的で、インターネットの接続の仕組みを理解していれば、すぐに解決できるものがほとんどです。

ここでは、その繋がらない原因と対処法について説明します。

配線の問題

インターネットの接続にはモデムやルーター、LANケーブルといった機器が接続されています。モデムやルーターの電源が切れていたり、LANケーブルが抜けていたりすると当然ながらインターネットは繋がりません。

機器の問題

モデムやルーターが正しく作動していない時も繋がらなくなることがあります。機器のランプの点滅状態を確認すると良いでしょう。

設定の問題

インターネット接続には、プロバイダから発行される接続用のIDとパスワードが必要になります。 これらのIDやパスワードが無効であったり、設定を間違えたりしていないかも確認しましょう。

ウイルス対策ソフトの問題

ウイルス対策ソフトがインストールされている場合、そのウイルスソフトのファイアーウォールの設定に問題が生じて、繋がらなくなることもあります。

その場合は、一度ウイルスソフトの設定を変えてみましょう。


主な回線に関して

ここでは、インターネット契約の際によく出てくる回線の種類について解説していきます。

ADSLとは

ADSLとは、電話回線の利用で高速のデータ通信を行うことができるインターネット接続回線です。

ADSLは、ADSL専用型と電話回線共有型の2つに大別されますが、ADSL専用型は現在お使いの固定電話の回線とインターネットの回線を共用しないで、新たにADSL回線を申し込むタイプです。

一方、電話回線共有型は1本の電話回線をスプリッタ―に通して分割し、電話と同時にインターネットも行うことができるタイプのものです。

一般的に普及しているのは電話回線共有型のタイプのADSLです。

通信速度は光ファイバーよりは遅いですが、サイトの閲覧やメールのやり取りくらいの利用だけでしたら十分に快適な速さです。しかも、光ファイバー回線よりも月額利用料金が安く済みます。

しかし、最近は光ファイバー回線が主流で、月額利用料金に大差がない会社も多くありますので、ADSLのメリットも薄れつつあるというのが現状です。

光ファイバー回線とは

光ファイバー回線とは、光ファイバーの回線の利用で超高速のデータ通信を行うインターネット接続回線です。

光ファイバー回線は通信速度が超高速ですので、動画や音楽の視聴やダウンロードで大容量データを送受信することでも、ストレスなく非常にスムーズに行うことができます。

光ファイバー回線は、NTT収容局からの距離が遠くてもADSL回線の様に通信測度が低下することもなく、ノイズ干渉にもとても強いというメリットを特徴として持っています。

しかし、1本を分岐して複数の利用者と共有するので、マンションなど戸数の多いところでは、この利用者が増えるたびに1本あたりに出る最大速度が低下してしまうというデメリットがあります。

あまりの多人数と共有するとADSL以下の速度になってしまうこともありますので、その辺りの事前確認も必要となるでしょう。

高速モバイル通信とは

高速モバイル通信とは、データ通信装置を利用して、無線でインターネットサービスが提供される通信サービスのことをいいます。

データ通信装置があれば、アクセスポイントのある利用可能なエリアである限り、どこでもインターネットの接続を行えます。

しかし、主要都市圏外でアクセスポイントのある利用可能なエリアから大きく外れるエリアや、トンネル内、地下等では、電波が不安定になったり、繋がらなかったりといったデメリットも持っています。 高速モバイル通信提供会社との契約の際には、自分が主に利用するエリアは、アクセスポイントのある利用可能なエリアであるか、サービス提供エリアかどうかの確認も必要です。