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プロバイダのシェア率について最新情報

ユーザーの多いプロバイダは?

エリアによってはプロバイダのシェア率が高すぎ、かつ回線も同一となれば速度が遅くなるということもあるので、注意が必要。

しかし、プロバイダのシェア率、というのは人気の物差しともいえるので気になる方も多いでしょう。実際、プロバイダのシェア率が高いだけ、実際の速度に直結するバックーボーン規模の拡大に影響もしています。

ですので、拡大傾向にあるものは設備投資がされ、よりよいプロバイダサービスにさらになっていくとみられます。

そんなプロバイダ業界ですが、日本のプロバイダ事業者数は非常に多いといわれ、業界再編の動きが進んでいるのです。

2016年12月。後述のプロバイダシェア率ランキングでもご紹介致します、業界4位のビッグローブがプロバイダau one netを運営するau KDDIにより買収され、au KDDIがプロバイダ業界2位になったと日経デジタルにより報道されました。

上記同様、公式発表されておりませんが、au KDDIは業界8位の富士通が持つNiftyの買収も交渉段階に入っており、プロバイダのシェア率に大きな変動が起きそうです。

そんなプロバイダのシェア率と業界についてこちらでは解説してまいります。


【目次】プロバイダのシェア率に関して

  • 電気通信事業者の動向
  • 業界のシェア率に関して



電気通信事業者の動向

スマホの拡大によって、ネット回線やWEB業界はモバイル化が加速しているのは多くの方が知っているでしょうが、さらにそのモバイル系サービスに変化をもたらしたのが、格安SIMなどのMVNO。

こちらでMVNOの解説は省略させていただきますが、前年比で32.5%の伸びがあり、モバイルサービスを提供するプロバイダとのシェア率が2015年3月時点で7.8%。2016年に入ってからもさらに拡大しています。

その結果、大きく2つの影響があります。

ネット回線事業の多角化

大手キャリアの回線を使って、MVNOはサービス提供するプロバイダとなっていますが、そのシェア率の拡大から、固定回線事業者が顧客ネットワークを横に広げる傾向にあります。最大手NTTに対して、KDDIが今回のビッグローブ買収報道にあるように対スマホ事業戦略として顧客ネットワークをさらに拡大しようとしています。

会員数の増加を狙うだけでなく、既存のライバルNTTフレッツ光回線のプロバイダだけでなく、NTTドコモのMVNOプロバイダでもあるビッグローブ、そして買収交渉中といわれるNiftyに拡大することで、そのネットワークをEC事業、定額課金型コンテンツ(例えば動画やアニメ)に拡大できるかに注目が集まります。

NTTドコモはすでにdショッピングやdカードといったクレジットカードサービスにまで、会員を幅広く展開させています。


プロバイダのシェア率への変化

一方、プロバイダのシェア率の変化も予想されるのは、1つ目のポイントにあるように、回線提供している大手キャリアに大きく依存する形となり業界再編の動きが加速しているのです。

当サイトでも多くのプロバイダ事業者をご紹介していますが、NTTフレッツ光対応プロバイダが20社以上あるようにシェア率を分け合う形になっています。後述のシェア率のところでもご紹介しますが、大手プロバイダのシェア寡占は今回の買収報道にあるように進んでいくでしょうが、日本のプロバイダ事業者数は未だにかなり多い状態です。



業界のシェア率に関して

ここまで、プロバイダを含む業界の動向についてご紹介しましたが、ここからはシェア率についてみていきましょう。

固定の光回線とプロバイダという関係に留まらず、NTTフレッツ光が2015年に固定回線を貸し出し、プロバイダ事業者以外にもネット回線とプロバイダのセットサービスを提供できる光コラボの始まりから、さらに複雑化してきました。

スマホなどのモバイル回線事業ではNTTとソフトバンクはシェアを分け合っていますが、プロバイダ事業においては上記の光コラボサービスの一種であるソフトバンク光の提供によって同グループのYahoo!BBが2位にいるなど拡大を続けています。

それでは、どのプロバイダがシェアNo.1なのかといいますとNTT系のOCNが依然としてシェアNo,1を維持し、2位のYahoo!BBと差をつけています。

こちらがシェア率のグラフです。

プロバイダのシェア率グラフ


SONY傘下のソニーネットワークコミュニケーションズが3位につけ、同社はNTTフレッツ光でない回線を使って、関東に限られますが、世界最速NURO光サービスを提供。その他、光コラボ事業のプロバイダとしても好調を維持しています。

このNTTフレッツ光回線を使った光コラボ事業。全フレッツ光回線契約が3000万弱の中で、約1000万件の32.5%のシェアになりますが、今後さらに拡大し、次の5年で約50%まで光コラボ事業プロバイダがフレッツ光回線のシェアを担うと予測されています。

光コラボへの移行の推移


ここで、大きな変化になりそうなのが、冒頭でご紹介したau KDDIのビッグローブ買収。既存のプロバイダ事業au one netと併せるとYahoo!BBを抜かし、第2位の規模になるといいます。その買収額は700~800億円といわれ、最大手NTTの顧客層やスマホ事業による固定回線の減速化に対してau KDDIは攻めの一手とみられます。

交渉段階といわれるNiftyの買収が、仮に合意したとすると、長年プロバイダ事業のシェア率No.1であったNTT系のOCNに大きな影響を与えるでしょう。また、前述のとおり以上にネット回線、プロバイダ事業と他事業のつながりがより拡大しておりますので、シェア率拡大以上の影響があるという予測がされるのは容易です。

こちらにプロバイダのシェア率に大きな影響を及ぼすであろう、最新ニュース、au KDDIのプロバイダビッグローブ買収についてまとめたページがございますので、参考にしてみてください。


最新ニュース!KDDIがビッグローブを買収?




当コンテンツ参考記事
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban04_02000106.html https://www.m2ri.jp/news/detail.htmh2d=8